北朝鮮・平壌(Pyongyang)のデパートで買い物をする人々(2013年7月28日撮影)。(c)AFP/Ed Jones 【8月4日 AFP】中国人民元、米ドル、ユーロ、それにティーバッグ――。北朝鮮では、貨幣は様々な姿で現れる。だが外国人旅行者は、北朝鮮の紙幣だけは使うどころか一度も目にすることさえないだろう。 外貨不足の北朝鮮では、強い通貨であれば何でも歓迎される。観光客は数こそ少ないものの、重要な外貨獲得源だ。 北朝鮮への旅行者は、どんな少額な支払いでも、あらゆる支払いを外貨で行わなければならない。そもそも平壌(Pyongyang)で買い物を出来る場所は限られているが、外国人旅行者は、外貨を受け取ってくれ、さらには釣り銭を出せる場所でしか買い物が出来ないため、さらに制限がある。 外国人向けの大きなホテルやレストランではたいして問題にならない。だが、それ以外の場所では、事態は少々やや
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