シリア空軍のパイロット、戦闘機を奪ってヨルダンに亡命インド・コルカタのテーマパークに展示されたインド空軍のミグ21（MiG-21）戦闘機の操縦席に乗る少年（2008年10月13日撮影、資料写真）。(c)AFP/Deshakalyan CHOWDHURY 【6月22日 AFP】シリア軍を離反したパイロットが操縦するロシア製のミグ21（MiG-21）戦闘機が21日、シリア国境に近い隣国ヨルダンのマフラク（Mafraq）にある軍の基地に緊急着陸した。ヨルダン政府は操縦していたハッサン・メレイ・ハマデ（Hassan Merei al-Hamade）大佐の政治亡命を認めた。前年3月に始まったシリアの反体制行動でこの種の事例は起きたのは初めて。 シリアの国営テレビによるとこの戦闘機は21日午前10時34分（日本時間同日午後4時34分）に国境付近で連絡が取れなくなり、ヨルダン政府によるとその数分後に国境を越えた。 シリアの反体制派組織、シリア国民評議会（
