福岡県筑後市で、リサイクルショップの経営者夫婦が従業員の男性を殺害したとして逮捕された事件で、夫が男性の母親に「店に迷惑をかけた」などと言って300万円を支払わせていたことが関係者への取材で分かりました。 夫婦は、ほかの従業員の家族にも同じように金を要求していたということで、警察は事件との関連について調べています。 福岡県筑後市のリサイクルショップ経営、中尾伸也容疑者(47)と妻の知佐容疑者(45)は、10年前の平成16年、店で働いていた日高崇さん(当時22)に1か月以上にわたって暴行を加えて殺害したとして殺人の疑いで逮捕され、17日午後、検察庁に送られました。 弁護士によりますと、夫の中尾容疑者は「殺すつもりはなかった」と殺意を否認しているということです。 これまでの警察の調べで、日高さんは日常的に暴行を受けていたとみられていますが、関係者によりますと、行方不明になる前に中尾容疑者が日高