国土交通省は、国が全株式を持つ九州旅客鉄道(JR九州)を2016年度までに上場させる検討に入った。収益力が高まり、上場後も安定的に経営できる環境が整ってきたと判断。売却益の一部は北海道、北陸で建設中の整備新幹線の開業時期を早める財源に充てる。JR会社の上場は1997年の東海旅客鉄道(JR東海)以来、約20年ぶり。国交省はJR九州の上場に向けた有識者会議を今秋に立ち上げ、上場時期や具体的な枠組み
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