人生の時間は有限である。ゆえに、どんなに長生きな人でも一生で読める本の数は有限で、実はそんなに多くない。仮に生きる時間のほとんどを読書に費やしたとしても、読める本の数は世界に存在する書籍のほんのほんの一部にすぎない。ましてや人は読書だけして生きているわけではないので、一生のうちに読むことができる本の数は本当に少ない。 そういうわけだから、読書は可能な限り効率よく行う必要がある。読書の効率を上げる方法には、大きく2つのアプローチがある。1つ目は、読む本を厳しく選ぶことだ。一生のうちに読める本の数は限られているのだから、くだらない本、興味がない本、内容が間違っている本を読んでしまうと、それだけ自分にとって重要な本を読む時間が削られる。読書の質を上げるためにも、どんな本を読むかは真剣に考慮しなければならない。 もっとも、1つ目のアプローチは結構難しい。必要な本だと思って読んでみたら全然役に立つこ