ギリシャの首都アテネ(Athens)の施設で使われる生体認証機器(2004年8月16日撮影、資料写真)。(c)AFP/DDP/JOHANNES EISELE 【3月16日 AFP】ブラジル・サンパウロ(Sao Paulo)郊外にある病院の医師らが、シリコーン製の偽物の指を使って出勤管理用の生体認証機械を欺き、同僚の欠勤を隠していたことが分かった。 地元テレビ局のグロボ(Globo)が放送した映像には、女性医師が自分の指で機械に触れた後、2本の偽の指を使って同僚の出勤記録をつけ、出勤証明の紙を受け取る様子が写っている。 女性医師は警察に対し、他にも6人の医師がこの詐欺行為に関与していたと供述。また弁護士によると、協力しなければ仕事を失うことになると脅され、やむを得ず加担したと話している。 また別のテレビ局によると、首謀者の医師は緊急医療室の室長で、その娘は3年間で1日も出勤していないにもかか
![シリコーン製の指で欠勤隠し、医師の間で横行か ブラジル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1f082d735f7a1266c7ec763298f83b3b3000f50f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F2%2Fb%2F1000x%2Fimg_2b3e98c371236e1ef0dd3637f4d94d6f158934.jpg)