待機児童問題の解消が叫ばれるなか、住民の理解を得られずに、保育所の建設が難航するケースが相次いでいる。どうすれば子どもの居場所を確保できるのか。 さいたま市内で昨夏、ある保育所の建設計画が撤回された。来春、児童90人を受け入れる計画だったが、住民の反対を受けて事業者が断念した。 「静かな老後…
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【大津正一】官民格差是正のため、国家公務員の退職金が減額されることに伴い、埼玉県が条例改正して2月から段階的な減額を決めたところ、県内の公立校の教諭ら100人以上が、3月末の定年を待たずに1月末で退職することがわかった。大半が退職金の減額前の駆け込みとみられ、中には高校の教頭や小中高の学級担任もいる。 国は今年1月から国家公務員の退職金を3段階で削減、最終的に約15%引き下げる。これに合わせ、埼玉県は2月から削減し、県が負担する教職員の給与も減額することになった。 県教委によると、勤続35年以上で月給約40万円の平均的な教諭の場合、改定後は退職金が約150万円減る。だが1月末に退職すれば、受け取れない2月と3月の月給分約80万円を差し引いても、約70万円多くなる計算だ。県立高校や特別支援学校の計37人が1月末までの退職願を提出。うち2人は高校の学級担任だ。さいたま市を除く県内62市町村
「プールに金魚を放して一緒に泳げば楽しいと思った」――。埼玉県狭山市の入間川中学校のプールに大量の金魚が放流された騒ぎ。こんな動機でプールで泳いだなどとして、狭山署は20日までに中学3年の女子生徒4人を建造物侵入と器物損壊の疑いで、さいたま地検川越支部に書類送検した。 同署によると、送検されたのは狭山市と所沢市の4人。容疑は、8月初旬にプールの周囲の有刺鉄線を切断し、同5日夜に侵入して金魚300〜500匹を放ち、プールを一時的に使用できない状態にしたというもの。 金魚は、夏祭りの金魚すくいの売れ残りを譲り受けた。騒ぎ以前に数回夜のプールに侵入して泳いだといい、1人が「水面に大量の金魚が泳いでいたら、きれいに違いない」とプールで一緒に泳ぐことを提案。意気投合した3人で金魚を袋に入れて運び、プールに放って半裸で泳いだ。夜のプールは真っ暗で当初に期待していた「水面に金魚」は見られなかったとい
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