このA、B、Cの内容や組み合わせはサイトによって異なるが、どれか1つに偏らないようにすることを心がけているという。また松本氏は、目に見える施策だけでなく、「情報の社内共有」「サイト構築のルール作り」「分析」「外注管理」といった、目に見えない、木の根っこの部分にあたる取り組みも、Web担当者の重要な仕事だと指摘する。 加えて、松本氏はサイトの価値を高めるための仕事を、Web担当者が楽しむことも重要だと話す。新しい技術や専門用語が次々と飛び出してくるWeb業界だけに、新任の担当者は“誰に何を相談すればいいのか”もわからず、孤独になることも少なくない。一方で、Web担当者としての仕事を理解し、成果を上げられるようになれば楽しいものであり、「Webの仕事っておもしろそう」「困ったらあの人に相談すればいい」といった意識を芽生えさせることも重要なのだ。 そして松本氏は次に、Web担当者としてのノウハウ