スペインの首都マドリード(Madrid)にあるサルスエラ宮殿(Zarzuela Palace)で行われた式で、フアン・カルロス1世(King Juan Carlos、右から3人目)から軍の最高司令官を示す赤い色の帯を渡された新国王フェリペ6世(King Felipe VI、右から4人目、2014年6月19日撮影)。(c)AFP/ZIPI 【6月20日 AFP】スペインで19日、新国王フェリペ6世(King Felipe VI)が即位した。1975年の王政復古によって復活した同国の王室にまつわる特異な5つのエピソードを紹介する。 ■独裁者に指名されたフアン・カルロス1世 1969年、スペインの独裁者だったフランシスコ・フランコ(Francisco Franco)総統によって、亡命していたアルフォンソ13世(Alfonso XIII)の息子のファン(Juan de Borbon)ではなく孫のフ