日本ハム・大谷翔平投手(20)が、ルール違反を犯していたことが分かった。昨季中に使用していた打撃用の防具が、ルールで認められていないものだったという。シーズン中は違反を指摘されなかったが、シーズン終了後、球団からの“事後報告”で判明。他球団からは反発の声も上がるなど、NPB内で議論を呼んでいる。昨季は11勝、10本塁打の成績を挙げ、今季は二刀流のさらなる飛躍を目指す若き怪物が、とんだ騒動に直面した。 大谷にとって2年目の昨季は飛躍のシーズンとなった。投げては160キロを連発し、甲子園球場で行われた7月19日のオールスター第2戦では、クルーンの日本最速記録に並ぶ162キロをマーク。さらに公式戦でも10月5日の楽天戦(札幌ドーム)で162キロを記録するなど、うなりを上げる剛速球を武器に、規定投球回を投げて11勝4敗、防御率2・61、179三振を奪った。 さらに打っては打率2割7分4厘ながら