きたる2015年3月7日に開通する首都高中央環状線品川線。 これで、すでに開通している豊島区の高松入口から目黒区にある大橋ジャンクションまでと合わせて、ついに山手トンネル全線開通だ。 そしてこれは高速道路トンネルとしては世界一長いものとなる。その長さ18kmあまり。すごい。 で、なんと開通前のこのトンネルを見に来ないか、と首都高さんにお招きいただいた。もちろん二つ返事だ。 今回はその様子をご覧頂こう。すごいぜ、品川線。
きたる2015年3月7日に開通する首都高中央環状線品川線。 これで、すでに開通している豊島区の高松入口から目黒区にある大橋ジャンクションまでと合わせて、ついに山手トンネル全線開通だ。 そしてこれは高速道路トンネルとしては世界一長いものとなる。その長さ18kmあまり。すごい。 で、なんと開通前のこのトンネルを見に来ないか、と首都高さんにお招きいただいた。もちろん二つ返事だ。 今回はその様子をご覧頂こう。すごいぜ、品川線。
3月7日、首都圏3環状道路の1つ「中央環状線(C2)」が全線開通するにあたり、山手トンネルの新規開通区間(大橋JCTから大井JCT)がマスコミ向けに公開されました。 大橋JCTにて自撮り 今回公開されたのは、大橋JCTから大井JCTまでの中央環状品川線山手トンネル。総延長は大井JCT付近のトンネル区間と合わせると18.2キロメートルとなり、高速道路のトンネルでは世界最長となります。ちなみに、現在日本最長の関越トンネルは約11キロメートル、一般道の世界最長は、ノルウェーのレアダールトンネルの約24.5キロメートルです。 出発場所は、五反田にある入口。すでに道路はほぼ完成済みで、山手通りの中央分離帯にある工事現場から入っていきました。 地上にある交通標識などはまだ白いままでしたが、トンネル内の料金所や標識はすべて営業時の状態となっていました。営業開始後は、24時間365日車が走る場所を歩いてい
福岡の路線バスは西鉄バスだらけだと聞いたけれど、実際行ってみたらその通りで驚いた。 驚きポイントは、西鉄バスが多いだけではない。バスに「快速」だの「急行」だの「特別快速」があるのだ。 関東や関西や名古屋周辺に住んでいるなら、電車の急行や快速などの停車駅はわかるだろう。鉄道ファンなら、他地方の停車駅もそらんじることができよう。 でも、福岡の西鉄バスのは知らなかった。ネットで検索しても停車駅案内の絵もない。未知の世界だ。もう東京の電車の乗り方がわからないくらいの衝撃である。 三大都市の人は福岡の西鉄バスワールドを体感し、困惑し、他地方から来た電車の乗り方がわからない人を優しくエスコートすべきだ。
立体交差好きとしてはいちどは見に行かねばならぬループ。岩黒島という瀬戸内海に浮かぶ小さな島にそれはある。 うだるような夏の日におとずれたその様子をご報告したい。
埼玉県に、普通の路線バスが首都高速を走っている区間があるらしい。 前と後に扉のある、一般的な路線バスが、である。 これは乗りに行かねばなるまい。 (工藤 考浩) さいたま新都心から 前回「日本一の橋を渡る路線バス」という、アクアラインを走るバスの記事を書いたときに、これを読んだ方からツイッターでこの情報をいただいた。 アクアラインを走っていたバスは、路線バスとはいっても前にしか扉のない、いわゆる「高速バス」だったが、埼玉のバスは普通の路線バスだという。 実は首都高の東京湾トンネルを走る路線バスには、稚内から東京までバスを乗り継いで帰ってきたときに(→こちら)乗ったことがある。 だったらそれでいいじゃないか、という意見もあろうが、乗ってみたいからさいたま新都心へと向かった。
初めて知ったのは時刻表の路線図だっただろうか、北海道の札幌から北に延びる路線がずっと気になっていた。駅が30近くあって、終点までほかの路線にまったく接しない行き止まり路線なのだ。 その路線の名は札沼線。だけど今回改めて地図を見てみたら学園都市線という名前になっていた。 沿線はどんな風景なのか、終点の駅はどんな雰囲気なのか。気になったので乗ってきた。
もっぱら工場とか団地とかジャンクションを愛でています。著書に「工場萌え」「団地の見究」「ジャンクション」など。(動画インタビュー) 前の記事:大阪/東京・マンションポエム対決! > 個人サイト 住宅都市整理公団 なにがどうなって恋愛模様が見えてきたりするのかというと「行き先表示」を「想っている相手」と見立てることによる。品川駅に「駒込方面行き」とあったら「品川くんは駒込さんが好き」と解釈するわけだ。(なんで品川が男性で駒込が女性なのかは自分でも分かりません) なぜこんなふうに見立てたかというと、予想以上に行き先表示にイレギュラーがたくさんあったから。もっとシステマチックに順繰りに主要駅が示されるかと思いきや、いきなり「なんでその駅を行き先にした?」という例がけっこうあったのだ。前述の品川における駒込表示もそのひとつだ。なんで品川で駒込。 この唐突さは、恋だ。思いがなければこんなへんな風にな
以前より気になっていた道がある。長野県上田市から静岡県浜松市へと続く、国道152号線だ。 ある日ぼんやり地図を眺めていると、南アルプスに沿って南北に伸びる152号線が目に留まった。 他に主だった道路のない南アルプス沿いというだけでもかなり印象的だったのだが、よくよく見ると、その途中の二箇所が途切れているではないか。 調べてみると、どうやらそこは、いまだに道路が作られていない、未開通区間のようである。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:ネギ・生姜・春菊のみじん切りは、何にでも合う万能薬味 > 個人サイト 閑古鳥旅
2010年秋、羽田空港が新しくなった。国内線のターミナルビルの増築や、新国際線ターミナルの開業で、いろいろと便利になったらしい。 人でごった返す空港の様子をニュースで見た方も多いだろう。これまでなかったものがたくさんあって、行ってみたいとは思うけど、あの人混みを見るとちょっと尻込みしてしまう。 ただ、空港が新しくなった点の一つは、深夜まで開いているようになったことだ。特に、新しくできた国際線は24時間化された。そして真夜中ならば、あの混雑もないだろう。 そういうわけで、飛行機のチケットはないまま真夜中の空港に行ってみた。 (小野 法師丸) エマニエル夫人の椅子に座りたい 新たな魅力が増えた新羽田空港。中でも気になったのは、国内線第2ターミナルの増築部分にある「アッパーデッキトーキョー」だ。
乗り鉄、撮り鉄など、いろいろ細分化された鉄道趣味界に、駅めぐりというジャンルもある。特徴的な駅舎を観てまわったり、終点駅、秘境駅をめぐるなんてのも人気だ。 しかし、鉄道が運ぶのは人だけではなく、貨物もある。つまり僕たち一般人が乗り降りする駅だけでなく、貨物を積み降ろしする駅もあるわけだ。 そこで、貨物になった気分で駅を観てまわる、貨物駅めぐりをしてみよう。 (萩原 雅紀) 人は乗り降りできない駅 線路がたくさんある光景が好きで、少し前からそんな場所の写真を撮って歩いている。 ひとくちに線路がたくさんある場所、とは言っても、大規模な駅や電車の車両基地、機関車が休む機関区などいろいろあって、特に最近、なぜか惹かれるのが貨物駅だ。
よく「身近に不思議なことがひそんでいる」などというが、ぼくにとってのそれは駅の改札口にある生け花BOXだ。 というか、みなさん気づいておられるだろうか、あの存在に。 2004年に書いた「改札口の生け花を鑑賞する」から9年。あらためてこの可愛らしくも不思議な物体を愛でてみよう。
唯一スタバのない県として存在感を増す鳥取県。たとえば時間的に鳥取から最寄のスタバとなると、それはいったいどこなのだろう。島根、兵庫、東京へ、スタバを目指して一斉に移動します。
茂原市の七渡(ななわたり)という集落にやってきた。 ここで、七渡地区のガス田について詳しい方に助っ人をお願いした。茂原市七渡地域紹介のウェブサイトを運営されておられる大塚さんだ。 大塚さんは、ぼくの突然の連絡にもかかわらず、快く案内を承諾してくださった。 地元に住む大塚さんにお話しをうかがった。 ──この辺りでは、田んぼや沼にガスが湧いてるところが見られると聞いたんですが……。 「はい、湧いてるんですが……最近少なくなってきていて……ちょっと見に行ってみましょうか」 ──ガスってどれぐらいむかしから利用されてたんですか? 「ガスが出てること自体はむかしからよく知られてたらしんですけど、千葉の方に土気駅ってありますよね? あそこは土からガスが出るから「土気(とけ)」という地名がついたと言われているぐらいなので。燃料として使われ始めたのは明治になってからでしょうね」 そんな話を聞きながら案内さ
ご存じ、神奈川県の川崎市と千葉県の木更津市を結ぶ東京湾アクアライン。その途上、川崎から約10km、木更津から5kmの地点に、人工島「海ほたる」は存在する。 それはパーキングエリアであると共に、東京湾に浮かぶその立地から、有数の観光名所として客を集めてきた。 様々な商業施設が並ぶ海ほたるは、その親しみやすい名前も相まって、なかなかモダンかつキャッチーである。非常に華やかなイメージがあるが、しかしその裏側に回ってみると、意外にも武骨な感じで親しみが持てるのだ。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:軽トラのある風景 >
スバルの運転支援システム「アイサイト」搭載の車には「ついていく」という機能があると聞いた。 僕の知り合いにI・斎藤(アイサイトウ)さんという人がいるのだが、名前が似ているので彼にも同じ機能があるんじゃないか。 今回は人としてついていくことのできる公共交通機関を調べます。
僕の出身地である京都は、市バスのネットワークが充実している。市内の移動はとにかくバスだ。なので京都を離れた今でもバスのことは憎からず思っている。 ところで全国あちこちでバスに乗っていると、妙に目につくバス停の名前がある。それが『一本松』だ。 いったい、日本国内に『一本松』という名前のバス停がいくつあるのか。そしてそれを全部足したら何本松になるのか。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:お前もペンにしてやろうか > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k
長崎=京都間を走る寝台特急「あかつき」が2008年3月14日で廃止となる。子供の頃あこがれだったブルートレインも、昨今は利用率の低迷によりその本数が年々減少。 が、無くなると聞くと乗りたくなるのが人情だ。 2005年の「さくら」に続き「あかつき」が廃止されることにより、私が住む地元長崎発着のブルートレインは全滅する。今を逃したら、もしかしたら私は一生ブルートレインに乗らないまま人生を終えてしまうかもしれない。 というわけで乗ってきた。同じように最後の記念にと乗る人はとても多いようで、利用率が低迷しているはずの列車は大変な賑わいぶりだった。その様子をレポートしたい。 (text by T・斎藤) 予約でいっぱい 今回私が乗車したのは、 ・2月22日金曜日の長崎⇒京都行きと、 ・2月23日土曜日の京都⇒長崎行き。 金曜日の京都行きの方は若干席を選べたのだが、 土曜日の長崎行きは 「喫煙車のB寝
接待達人(※)のPさん(真ん中)は製薬会社のMRとして秋田で8年間お医者さんを接待してきた。 接待する相手は地方のお医者さんで、年齢層もさまざま。年下から70代80代も接待する。「先生」と呼ばれる人たちなので地位もプライドも高い。 一昔前はお医者さんの家の引越しまで手伝わされたりしたらしいが、Pさんは経験ないらしい。最近あったのは畑仕事で「いくら立てても倒れてしまう逆バージョンの奇跡の一本松というのがあって、自分の車にくくりつけて立てました」……たぶん引越しよりもきつい。 この達人を同じくデイリーポータルZで書いている石川(右)と二人で接待して、その場で加点と減点をしてもらおうと思う。 スーツ姿のPさんを渋谷に呼び出して、迎えたのは普段着の大北と石川。もちろんいきなり減点だ。 ※勝手に呼んでるだけでほんとの達人かどうかは知らない
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