米ノースダコタ(North Dakota)州タイオガ(Tioga)そばの石油採掘施設で、水圧破砕法(フラッキング)用の貯水池のそばで燃える天然ガス(2011年8月23日撮影、資料写真)。(c)AFP/Karen BLEIER 【7月4日 AFP】米中西部オクラホマ(Oklahoma)州の地震の急増は原油・天然ガス採掘施設で地下に注入される排水が近年増加したことが原因であるとする研究が、3日の米科学誌サイエンス(Science)に発表された。 オクラホマ州の地震発生回数は今年、米国で地震の多い州として知られるカリフォルニア(California)州を抜いた。マグニチュード(M)3以上の地震の発生回数はカリフォルニア州の71回に対しオクラホマ州は190回に上っている。「1976~2007年の期間と比較すると2008~13年のオクラホマ州の地震活動は40倍に増加している」と報告書は述べた。 地震