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familyとanonymousに関するkana321のブックマーク (4)

  • おつかれさま、って言われたい。

    学生時代からの恋人と結婚して数ヶ月。 夫から「なんでおつかれさまって言ってくれないの?」と言われて衝撃を受けた。 もちろん、まったく言ってないわけじゃない。 彼が仕事から帰ってきた時には、「おかえり、おつかれさま」って出迎えてる。 でもそれじゃ足りないんだって。 仕事が大変だったよ、忙しくて疲れたよって話をしたら、おつかれさまって言ってほしいんだって。 私の実家は男性がいなかったからか、家族でおつかれさまなんて言い合う習慣がなくて そう言われても今ひとつどのタイミングが「おつかれさま」の出しどころなのか分からない。 実家では仕事の愚痴は言い合い、聞き合い、共感し合うもので、労うものではなかった。 母も姉も私も働いていたし、仕事で疲れてるときもあったけど そういう時には「早くお風呂入って寝なー」だったり、 「分かるわー、そういう上司イヤだよね」だったりして、「おつかれさま」ではなかった。 同

    おつかれさま、って言われたい。
  • おかあさんの生きた痕跡は膨大すぎる。

    唯一、俺のことを心配してくれたおかあさんが死んだ。 危篤の電話があってから2時間くらいで、死亡の電話を受けた。なすすべもなかった。 おかあさんの死に目には、会えなかった。最後に、俺に言いたいことも聞けなかった。 おかあさんは、つねに裏方で尽くしてくれて、俺を叱るとか、諭すことはなかった。 自分の欲求を一切口にせず、常に家族へ黙々と尽くしてくれたおかあさん。 ごめんね、俺が手術をする判断をしなければ、今もお父さんといつも通りの生活を送っていたんだよな。 おかあさんは、俺の判断にも文句ひとつ言わず、病室で朝ドラをいつものように見て、手術室に運ばれたよね。 あの朝ドラが、おかあさんにとって、最後のテレビになったんだよね。 たぶん、続きがきになってたんだよね。テレビのカードも、あと300くらい残ってたもんね。 おかあさんは、いつも俺のことを、あんまり見なかったよね。最後になった時も。 おかあさんは

    おかあさんの生きた痕跡は膨大すぎる。
  • 急に妹の彼氏が来たので

    昨日、妹の彼氏であるY氏が家に遊びにきた。 なんでも、父が箱買いしたトウモロコシ茶を妹がおすそ分けしたとかで、そのお礼にわざわざ手土産をぶら提げて参上した。 たかがペットボトルのお茶程度で、家に上がりこんであいさつをする、というのはいささか大仰な気がする。おそらくY氏の当の目的はお礼を言うことではなく、うちの両親に直接会って「娘さんとお付き合いしています」と真正面から告げることにあったんだろう。 兄である僕は29歳の真正童貞なのでその辺りの機微には疎いんだけれど、Y氏は御歳37歳で、妹とは十近く歳が離れているから、交際する上で不安や焦燥感があるんだろう。そうでなければ、交際一年未満で彼女の実家にあいさつに来るとは思えない。 自分が年上の「オジサン」であるという自覚があるからこそ、不安なのだ。いつ妹がほかの若い男になびくか知れたもんじゃないし、家族からも「そんな年配と付き合うな」と釘を刺さ

    急に妹の彼氏が来たので
  • あーあ。言っちゃったよ。

    私がただ髪を乾かしているのを見かけた父親に「お前、相変わらずブスだなあw」「ブスでも一丁前に色気づいておめかしかw」と言われたので、 「ブスなのはお父さんの遺伝子のせいだよ」「お母さんのクローンに生まれたかった」と言ってしまった。父親は黙った。 ブスと言われることには慣れている。小3か小4くらいの頃からずっと言われているから。 でも色気づいているみたいに言われたのが我慢ならなかった。そういう風に見られないようにしているのに、そう言われたことが許せなかった。 おしゃれして可愛く見られようだなんて思ってない。そんな勘違いはしてない。人をできるだけ不快にさせないよう、清潔感には気を配っているだけ。 それをそういう風に受け取られたのが当に悔しかった。ただ髪を乾かしていただけなのに。 生乾きで寝てしまうと、寝癖がついてしまって、だらしない見た目になってしまうから、しっかり乾かしていた。ただそれだけ

    あーあ。言っちゃったよ。
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