Access Accepted第350回:新たな業界用語「エンドゲーム」を考える ライター:奥谷海人 欧米ゲーム業界で耳にするようになった「エンドゲーム」(Endgame:日本ではエンドコンテンツとも呼ばれる)という言葉。辞書をひくと,チェスの試合などの「大詰め」を意味しているのが分かるが,ゲーム,とくにMMORPGなどのオンラインゲームでは本来とは異なる意味合いで使われており,さらにそれがゲーム開発者にとって重要視されているという。今回は「Diablo III」を例にしつつ,この新しい業界用語について考える。 オンラインゲームにとって不可欠な要素となった 「エンドゲーム」 エンドゲームとは,「チェックメイト」などと同じくチェスから派生した用語で,映画や小説などでは「大詰め」「クライマックス」という意味で使われる。しかし,最近の欧米ゲーム業界,とくにMMORPG分野で耳にするエンドゲームは
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