爆発的な人気を獲得し、第二の「ポケットモンスター」との呼び声も高い「妖怪ウォッチ」。上編では、仕掛け人であるレベルファイブの日野晃博社長に、クロスメディア展開におけるこだわりや妖怪ウォッチ誕生の経緯を聞いた。だが、なぜこれほどまで子供たちを夢中にさせるコンテンツを生み出すことができるのか。その発想法に迫った。 ――妖怪にウォッチという言葉を付け加えて「妖怪ウォッチ」。「ダンボール戦機」は普段目にしているダンボールとロボット。その組み合わせの妙が面白いと思います。 何かそういうことを考えるのが好きなんでしょうね。『レイトン教授と不思議な町』もそうですし、基本的にタイトルは僕が考えているんです。企画が進んで内容も決まっているのに、タイトルが最後まで決まらないということはほとんどありません。 ――日頃、どんなことを考えていたら、妖怪ウォッチのような爆発的なヒットを生み出せるものなのでしょうか。
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