民主党の前原政調会長は19日、テレビ朝日の番組で韓国の李明博大統領の竹島訪問や天皇陛下訪韓に関する発言を強く批判した。 そのうえで、金融危機時に通貨を融通し合う日韓の通貨交換(スワップ)協定について「今回の問題を受けて、大局的な判断の中で10月末に延長すべきか決めるべきだ。全く別だと切り離す必要はない」と述べ、見直しを検討すべきだとの考えを示した。 また、香港の活動家らが尖閣諸島に不法上陸した事件について「日本の国内法整備ができていない面もある。必要なものについてはしっかり取り組んでいかなければならない」と述べ、領海警備や海洋権益保護のための法整備が必要だとの考えを強調した。