2008.3.3更新 食事をするとき、失礼ながら周りの人の手元を観察していると、我流のお箸の持ち方をしている人が意外と多いのに驚きます。本人は正しい持ち方をしているものと思っていても、実は一見それらしい持ち方をしている人が殆どである。この傾向は最近の若者ということではなく、全ての年齢層に当て嵌まる。親を見て子は育つと云いますから。 テレビで、グルメ番組が数多く放映されていますが、違和感を覚える箸の持ち方をしている人が数多く見受けられ、メディアの公共性を考えると少し悲しい。 箸の持ち方が良くない人は、箸をフォークのように食べ物に突き刺したり、箸をフォークで掬うようにして食事をしている人をよく見かける。箸使いの基本形は食べ物を摘まんで口元に運ぶ所作が美しいこと。 外国人から見れば、私たちは日本文化の「箸の持ち方」の代表者になるし、子供からすれば正しい箸の持ち方の手本になるから、責任も箸と