世田谷文学館(東京都世田谷区)は7月19日(土)から、展覧会「日本SF展・SFの国」を開催します。今では、小説やマンガ、アニメ、ゲームなどで当たり前のように楽しめる“日本のSF”の歩みを紹介。星新一や小松左京など、日本のSFの発展に寄与した作家が、SFで何を伝えようとしたのかを考えます。 ▽ 開催中企画展 - 世田谷文学館 世田谷文学館では、同展を「日本SF大学校」に見立てた展示で構成します。「日本SF概論」では、日本のSFの父として後世に大きな影響を与えた海野十三(うんのじゅうざ)の生涯と作品を紹介。「日本SF専門講義」では、星新一、小松左京、手塚治虫、筒井康隆、真鍋博を日本SF第一世代とし、それぞれの貴重な資料を展示します。 ほか、特撮・アニメを紹介する「技術演習」、映画や戦争などと日本SFの関係を考える「日本SF特殊講義」、日本SFを受け継いだ現代の作品を紹介する「日本SF<演習>」