すごく今更だけど、ふと気づいたのでメモ。 まどマギにおいて、さやか、ひいては杏さやになぜ女である自分が惹かれるのか。 それは、さやかが「選ばれない方の少女」だからじゃなかろうか。 望んでも決して一番にはなれない。 上條への想いは双方向になることはなく、 まどかには魂レベルで繋がるほむほむの存在があり、 きゅうべえにはまどかを釣るためのエサ扱いされ、 マミさんが己の弱さを吐露したのはまどかだけ(なのにさやかの中でマミさんが絶対化されちゃってるのが余計痛々しい)。 絶対的なまどかの存在があるから、魔法少女の一番にもなれない。 自分が一番でないと悟ってしまいながらも、さやかは気丈に「正義のヒーロー」であろうとする。 清く正しくあろうとする。 その度に心がすり減っていく。歪みが生まれていく。 自分のやってきたことに意味はあるのか。自分は苦しんでるのに、誰も自分を見てくれない―― したくないしする必