政府によりますと、2日午前6時半ごろ、北朝鮮西岸から弾道ミサイル2発が日本海に向けて発射された模様だということです。これまでに航空機や船舶などへの被害の報告は確認されていないということで、政府は情報収集と分析などに当たっています。 防衛省によりますと、弾道ミサイルが落下したのは朝鮮半島寄りの日本海と見られ、日本への直接の影響はないとみられるということです。また、国土交通省と海上保安庁によりますと、船舶や航空機への被害は確認されていないということです。 これを受けて、安倍総理大臣は、アメリカや韓国など関係諸国と連携して緊張感を持って情報収集・分析に努めること、航空機や船舶の安全確認を徹底すること、国民に対し迅速・的確な情報提供を行うことを関係部局に指示しました。 北朝鮮による日本海に向けたミサイル発射は去年7月26日以来のことで、政府は、航空機や船舶の安全確保の観点から極めて問題のある行為だ