大地震などの災害時に、機動隊の救助部隊などが速やかに被災地に入れるようにするため、現地までの道路の被災状況や倒木などの障害物の状態を確認するオフロードタイプの白バイが、全国で初めて警視庁に導入されました。 この新しい白バイは、平たんな道路を速く走るための通常の白バイに比べて重さを100キロほど軽くした、排気量が250CCのオフロードタイプのもので、警視庁が全国で初めて、都内の10の拠点ごとに1台ずつ、10台を配置しました。 通常の白バイと同じくサイレンを鳴らしながらの緊急走行が可能ですが、道路が隆起したり倒木や壊れた車などの障害物があったりしても走行できるよう、機動性に優れているのが特徴で、大地震などの災害時に機動隊の救助部隊が速やかに被災地に入れるよう現地までの道路の被災状況を確認し、無線で報告するのが任務です。 25日、東京・江東区で配車式が行われたあと被災した道路の走行を想定した訓練