栗本薫「グイン・サーガ」(早川書房)の表紙 【上原佳久】全153冊におよぶファンタジー小説「グイン・サーガ」(栗本薫著、早川書房)の電子書籍化が完結した。紙の本だと重さ計約26キロに達する超大作。電子書籍の配信は2011年8月に始まり、30日から全巻購入できるようになった。 1冊420円。完結記念キャンペーンとして、12月3〜31日、半額の1冊210円で販売する。紙の本では全巻計8万8208円だが、キャンペーン中の電子書籍版なら計3万2130円。ネット上の電子書店などで手に入る。 「グイン・サーガ」は、09年に亡くなった栗本さんが30年間書き続け、未完に終わった代表作。累計発行部数は3300万部。早川書房広報課は「世界最大級のファンタジーで、電子書籍にうってつけ。置き場所も取らないので、長く愛蔵してほしい」としている。
早川書房が「ハヤカワSF・ミステリebookセレクション」をスタートさせるなど、海外SFやハードボイルドの名作を電子書籍で読める環境がようやく整ってきました。 今回はその中から「古典(クラシック)」と呼びうるSF作品10点を取り上げます。発表年代の違いはあれ、どれも次の世代へ読み継がれるべき作品という評価が定着しているものばかりです。 「電子書籍」というSF的メディアで、SFの傑作を読む。夏の盛りにこんな未来体験してみませんか? Spaceship Artwork by John E. Lester カルト的人気の未来小説 現代SFの旗手の一人としてカルト的人気を誇るフィリップ・K・ディックの1968年の作品。最終戦争で荒廃した地球を舞台に、火星から逃亡したアンドロイドと、彼らを殺害しようとする賞金稼ぎの追跡劇を描く。印象的なタイトルは、主人公が自宅に人工の羊を飼っているという設定か
株式会社早川書房は、8月10日よりSF、ミステリの古典から最新の話題作までを厳選した「ハヤカワSF・ミステリebookセレクション」の配信を開始いたします。『これからの「正義」の話をしよう』『ミレニアム』など、最新の書籍の電子化により好評を博してきた早川書房が、いよいよその代名詞ともいうべきSF・ミステリの名作群を次々と電子化するプロジェクトです。2013年7月までに300タイトルの配信を目指します。 第一弾のラインナップは10点。没後30年の今もカルト的人気を誇る鬼才フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』。『華氏451度』と『火星年代記〔新版〕』は先ごろ亡くなった“SFの詩人” レイ・ブラッドベリの面目躍如たる作品。また、多くの読者のご要望に応えて、世界最大のSFシリーズ「ペリー・ローダン」の電子書籍化をスタートします。シリーズ第1巻から順次、文庫本に収録され
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く