江戸時代、砂糖がまだ輸入品で貴重だった頃、長崎から全国各地へと砂糖を運ぶ道があった。 かつてヨーロッパと中国との間を絹を運んだ道を「シルクロード」と呼んだのにちなみ、長崎から砂糖を運んだ道を「シュガーロード」という。 シュガーロード沿線には、入手しやすい砂糖を使った数々の砂糖文化が発達した。長崎のカステラ、諫早のおこし、佐賀の丸ぼうろ、小城の羊羹・・・。それらはその土地の名物となって今も育まれている。 というわけでシュガーロードを辿りつつ、沿線にある甘いものを食べる旅。というのはどうだろうと思ってやってみた。男4人でな。 (T・斎藤) 元は “パフェとか甘いものがおよそ似合わなそうなメンツ” というコンセプトでセレクトした面々だったが、こんなことやあんなことをしてるうちに、今では「甘いものと言えばこのメンバーだよね」と思うようになってしまった。勘違いとは恐ろしい。が、もうじき秋元康氏から「