CSR126+財務16項目で総合評価 よい会社の基準を「信頼される会社」とし、過去8回「東洋経済CSR企業ランキング」を発表してきた。9回目となる今回はCSR126項目、財務16項目で総合評価を行った(ポイント算出方法など、ランキングについての解説はこちら)。対象は『CSR企業総覧』2015年版掲載の1305社だ。 トップは3年ぶり2回目の富士フイルムホールティングス(総合得点576.4点)だった。2012年1位、2013年2位、2014年2位と常に上位を維持。トップ2回は2011年、2013年1位のトヨタ自動車に並ぶ過去最多だ。 部門別では、人材活用が98.7点(2位)と高い評価。定評あるワーク・ライフ・バランスの取り組みに加え勤怠情報を基にした休業者抑制のためのチェックリスト作りなどのメンタルヘルス対策にも積極的。2012年度には86人だった1カ月以上の休職者は2013年度には70人ま