~子どもの医療保障が必要か考えてみる 子どもの医療費負担には地域格差がある 子育てのなかで最も必要になる資金といえば学資金。教育費はマイホームに匹敵するほどの金額なので、しっかりと計画的に貯蓄する必要があります。意外に意見が分かれるというか、備えとしてどうすればよいか迷うのが医療費です。「必要ない」と断言できる人がいる一方で、「そうは言っても…」と心配する人も大勢います。小さな子どもは体の抵抗力が弱いぶん病気にかかりやすいというイメージや、外で走り回って怪我でもしてしまうのではないかという心配が、養育費のなかの医療費の優先度を押し上げるのでしょう。 子どもの医療保障に備えるべきか否か?その疑問に答えを出すためには、子どもの受療率を調べてみる必要があります。そこで「平成23年の患者調査(厚生労働省)」内の「性・年齢別級別にみた受療率」を見てみたところ、0歳時は高いものの、1~19歳までの各4