「千鳥」は2006年に開発された3次元CG描画システムで、主に3Dグラフィックスを使用したゲーム開発時に利用する。同システムをゲームの中に組み込むことで、3D表現や各種映像特殊効果などの描画プログラムをゼロから開発しなくて済む利点がある。 特に、上記の9つのプラットフォーム上で稼働し、1度のゲーム開発で複数のプラットフォーム向けにゲームを提供しやすくなるのも大きな特徴となっている。ゲームの開発環境としては、米Autodesk製のCGソフト「Maya」や「3ds Max」などで作った3次元モデルデータなどを扱えるほか、米NVIDIAの物理エンジン「PhysX」との親和性も高い。 ゲーム開発だけではなく、VR(仮想空間)やAR(拡張現実)などの商用システムにも組み込めるのも特徴。これまでにゲームも含めて40件の利用実績があり、最近では、「NANO DIVER」(タカラトミー)や「Let's T
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