イタリア北部ファエンツァとその近郊で8日までに、1000羽以上のキジバトが大量死しているのが見つかり、同国当局が原因の調査に乗り出した。イタリアメディアが伝えた。 鳥の大量死については、これまでも米南部やスウェーデンでも相次いで報告されており、住民らを不安がらせている。 大半のキジバトのくちばしに青いしみのような異変が確認されており、専門家は何らかの中毒などの疑いを指摘。一方で、中毒としても、これほど多くが1度に被害に遭うことは通常、考えられないとしている。 多くの死んだキジバトは周辺の工業地帯の路上などで見つかったが、市内の街路樹に引っ掛かっているものもあった。(共同) [2011年1月8日21時37分]