前半6分、ガ大阪・ルーカス(左)は先制ゴールを決める=遠藤啓生撮影前半40分、同点ゴールを決めた中村(7)を祝福する玉田(11)ら名古屋の選手たち=杉本康弘撮影 サッカーの第89回天皇杯全日本選手権決勝は1日、観客4万2140人を集めて東京・国立競技場であり、ガ大阪が4―1で名古屋を下して、2連覇を飾った。ガ大阪は前身の松下電器時代を含めて3度目の優勝。 前半6分に先制したガ大阪は前半に追いつかれるも、後半32分に中盤から攻め上がった遠藤がドリブルから左シュートを決めて勝ち越し。同41分には一気のカウンター攻撃から二川が至近距離から3点目を奪い、ロスタイムに遠藤がさらに加点した。名古屋は進出3回目の決勝で初めて敗れ、10年ぶり3度目の優勝はならなかった。 ガ大阪はJ1で3位に入ってアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を得ているため、J1で4位だった広島が繰り上がりで同大会の