『オール・ザ・ベスト』(EMIミュージック・ジャパン) ――実力だけでは生き残れない、ハリウッドという世界に生きるセレブ。彼らを支えているパワーの源、幸運をもたらす見えざる手を分析します。 ■今回のターゲット ティナ・ターナー (SGI:創価学会インターナショナル) テネシー州の田舎街ナットブッシュに生まれ育ったティナは、離婚した母の元で暮らすようになった17歳の時に、人気ロック・グループのリーダー、アイク・ターナーに弟子入りをし、そのパワフルな歌唱力が認められ、一気にスターダムを駆け上がった。アイクと組んだ、「アイク&ティナ・ターナー」は1960年代、70年代を代表するソウルデュオとなり、出すレコードはすべてヒット。その中の1曲である「プラウド・メアリー」は、グラミー賞に輝いた。公私を共にしていたアイクと決別し、ソロ活動を始めてからもヒットは続き、『愛の魔力』で再びグラミー賞を獲得。女優