デジカメで撮影した写真や動画の保存で悩む人が増えている。デジカメの高画素化にともなって、1枚あたりの画像データの容量が数メガバイトにまで膨張。画質にこだわるデジタル一眼ユーザーが利用するRAWデータならば、1枚で数十メガバイトにもなる。近ごろ人気のHD動画を撮影すれば、数百メガバイトのファイルもゴロゴロと生まれてくる。手持ちのパソコンに次々に保存しているうちにハードディスク容量を圧迫し、不必要な写真を削除しない限り新しい写真が保存できない…という事態にもなりかねない。 容量不足の問題だけではない。フィルム写真の場合、色あせなどの劣化がある程度発生するが、環境がよければ数十年の長期保存ができる。一方、デジカメのデジタルデータは何事もなければオリジナルの状態のまま劣化なく保存できるものの、何らかのトラブルでハードディスクが故障すれば一瞬ですべてのデータが失われてしまう。デジタルには、アナログに
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