市場ではつくし茸やコケシ茸という俗称が付けられ、海外ではShaggy ink cap mushroom(シャギーインクキャップ)と呼ばれ、一説によると松本零士さんの漫画に登場する”サルマタケ”のモデルになったと言われているこのキノコをご存知ですか? これはササクレヒトヨタケというキノコです。 つくし茸・・・確かにちょっと似ているかも(笑) ササクレヒトヨタケは日本でも畑や草地などに生えるキノコで『コプリーヌ』という商品名で生産・流通・販売もされています。 (私は以前きのこ問屋の営業マンをしていたのでコプリーヌもばっちり扱っていました!) このコプリーヌ、メルヘンチックでかわいらしい見た目をしていますが、実はちょっと悲しい特性を持っているんです。 コプリーヌ(ササクレヒトヨタケ)はどんなきのこ? ササクレヒトヨタケは春から秋にかけて畑や草地に発生するキノコです。 幼菌時は白くてささくれのある