会社サイトへの来訪者を分析して、有望な見込み客を“発掘”するシステム「Lead Analyzer」(リードアナライザー)を、「リーディング・ソリューション」(東京都中央区、中田義将社長)が開発した。同社によると、サイト来訪者のうち企業名が分かるのは通常では200分の1以下だが、「リードアナライザー」を使えばアクセス総数の2〜3割の企業名が割り出せるという。 グーグルアナリティクスなどのアクセス解析ツールでは、自社サイトに「何人」来訪したかは分かるが、「どの企業」が来たのかは分からない。このため、アクセス元のIPアドレス(ネット上の識別番号)を分析することで来訪企業を割り出し、営業活動に活用できるデータを取得する。同社は、「自社のこのページを90秒見ていたのは何県にある何々という企業」などのデータを取得すると説明している。