明るすぎる地球をどう撮影するか(金田氏) 今回のプロジェクト実施するためのシステム構成とオペレーションを説明します。システム構成としては、高度3万メートルまで上昇する気球、そこに搭載する映像モジュール、気球の追跡を行うためのトラッキングモジュールから構成されています。 オペレーションとしては映像・追跡モジュールを搭載した気球を地上放球し、高度3万メートルまで上昇して地球を背景にホログラムプロジェクション映像を取得、ヘリウムガスの膨張で気球を破裂させ、パラシュートで落下、映像の入ったモジュールを回収するというオペレーションになっています。 映像モジュールは、カメラ、iPad、透過率30パーセントのハーフミラー、および全体の筐体(きょうたい)から構成されています。そして事前にiPadに保存していたホログラム画像を上空3万メートルで、ハーフミラー上に投影し、その背景に宇宙と地球が入り込むという形