1ドル=70円台後半で推移する現在の「超円高」は、いつまで続くのか。為替動向に詳しい酒匂隆雄氏(酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表)は、こう見る。 「米国2年もの債券の利回りとドル円相場のチャートを比較すると、ほぼ連動していることがわかる。米国債の利回りは現在0.2%前後と史上最安値圏で推移しているが、これがゼロになることはない。 つまり、これを見る限り、円高がそろそろ底を打つ可能性は高まっているといえます。そもそも現在の円高水準は、消去法で円が買われているに過ぎず、日本の経済情勢を考えれば、これ以上理不尽な円高は続かない。おそらく2年以内には1ドル=90円台まで戻るのではないか、と私は見ています」 安値で買って高値で売るのが投資の鉄則である以上、現在史上空前の安値にある外貨を今のうちに仕込んでおくことが虎の子の資産を殖やす近道かもしれない。 そこで具体的な投資先としては、円安反転直前
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