ピュー・リサーチ・センターの調査 日本のメディアでも報じられたのでご存じの方もいるかもしれないが、米国シンクタンクのピュー研究所が最近発表した報告が話題となっている。 この調査は定期的にウェブ全体をクロール(ダウンロード)し、収集したデータをオープンデータとして提供する非営利団体Common Crawlのデータに基づくものだが、報告によれば、膨大な量のウェブコンテンツが失われつつあるという。 例えば、2013年のクロール時に存在したウェブページのうち38パーセントはすでに消失した。該当ページが削除されたか、ウェブサイトごと消滅したためである。また、2013年から2023年の間に存在したウェブページの4分の1が、2023年10月現在アクセスできなくなっている。消えるのは古いページだけではなく、2023年のクロールで存在したページのうち8パーセントがすでに利用できなくなっているそうだ。 ソーシ
関係者が相次いで逮捕されている愛知県の自立支援施設。その異様な実態が明らかになってきました。 【画像】自立支援施設「粋塾」 関係者実態を語る「子どもたちは喫煙や飲酒も許容されていた」 愛知・東海市 ◇ 銃刀法違反ほう助の疑いで、吉川修一容疑者(61)と、銃刀法違反の疑いでその娘の氷室友貴容疑者(38)が23日に逮捕されました。 押収されたのは、1メートルを超える散弾銃です。吉川容疑者は今年1月、自立支援施設「粋塾」に入所している12歳の少年と友貴容疑者に、散弾銃を所持させた疑いがもたれています。 さらに、この銃を持たせただけでなく、少年は常滑市沖の船の上から海に向かって散弾銃を発砲。一緒にいた友貴容疑者も止めることなく、自らも発砲していたということです。 さらに、その様子を撮影していたとみられるのは友貴容疑者の夫で、「粋塾」の代表を務めている氷室優容疑者(46)です。
23日午後1時半頃、東京都品川区戸越の2階建て住宅で「家が施錠されていて、焦げ臭い」と住人の親族から119番があった。警察官が駆けつけると、1階室内で2~6歳の子ども3人と母親の計4人の遺体が見つかり、脇で倒れていた父親の40歳代男性が喉にやけどを負って病院に搬送された。4人には刃物による刺し傷があり、警視庁は男性の回復を待って詳しく事情を聞く方針。 【写真】火災があった現場付近 発表によると、亡くなったのは住人の高波冬美さん(37)と長女で小学1年の後藤鈴(りん)さん(6)、いずれも保育園児で次女の玲(れい)ちゃん(3)、長男の信(しん)ちゃん(2)。男性は命に別条がない。
リニア新幹線のトンネル工事で水枯れが発生した岐阜県。静岡朝日テレビのカメラが現地に入りました。 JR東海 丹羽俊介社長: 「周辺で本工事以外に地下水に影響するような工事が行われていないことから、本工事による影響の可能性が高いと考えているところ」 岐阜県で進められている、リニアのトンネル工事。周辺地域では今、井戸や、水源が枯れてしまう事態が起きているといいます。 静岡朝日テレビのカメラはその現場である岐阜県瑞浪市(みずなみし)大湫町(おおくてちょう)へ。この町は、人口およそ300人の、のどかな集落です。古くは、江戸と京都を結ぶ「中山道(なかせんどう)」の宿場町として栄えました。それが令和になり、東京と愛知を結ぶリニアの沿線自治体になろうとしています。ところが…。 石上雄基ディレクター: 「リニア新幹線のトンネルは、いま私が立っている場所の真下に計画されています。カメラから向かって左側が品川方
警視庁は5月17日、政治団体「つばさの党」代表の黒川敦彦容疑者(45)、同幹事長の根本良輔容疑者(29)、同組織運動本部長の杉田勇人容疑者(39)の3人を公職選挙法違反容疑で逮捕した。その2日後の5月19日、黒川と同居する内縁の妻で、つばさの党の朝霞市議、外山(とやま)麻貴氏(52)が「 週刊文春 」の取材に70分にわたって応じ、「黒川とのW不倫」や「都知事選への獄中出馬」などについて語った。 【画像】インタビューに応じた“内縁の妻”外山麻貴市議(52)を見る 捜査2課が18年ぶりに特別捜査本部設置 黒川ら3人は、根本が出馬した東京15区の衆院補欠選挙で、他候補の演説を拡声器で怒鳴って妨害したり、他陣営の選挙カーを追い回すなどの行為を重ねていた。選挙違反などを担当する警視庁捜査2課は50人体制の特別捜査本部を設置。捜査2課が特捜本部を立てるのは極めて異例で、2006年以来、18年ぶりのこと
5月21日、トランプ前米大統領のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に投稿された今年の大統領選に関する動画が削除された。写真は同日、ニューヨークの法廷に出廷したトランプ氏。代表撮影(2024年 ロイター) Nathan Layne [21日 ロイター] - トランプ前米大統領のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に投稿された今年の大統領選に関する動画が削除された。動画にはドイツのナチス政権に関連して使用される「統一帝国」という表現が含まれていたことからバイデン陣営などが批判していた。 20日午後に投稿された30秒の動画は、21日早朝には閲覧できなくなった。関係者は動画が削除されたことを確認した。 大統領選でのトランプ氏勝利を想定した動画で、好景気や南部国境での移民取り締まりに関する新聞記事の見出しが登場する。 「統一帝国の誕生により、産業力が大幅に向上」という表現も含まれて
前回の記事(「若者が結婚離れしているのではない」そもそも結婚に前向きな若者は昔も今も5割程度)の続きである。 出生動向基本調査に基づく20-39歳の結婚に前向き意欲は、少なくとも1992年から男女ともほとんど変化はない。具体的には、男1992年43%、2021年44%、女1992年50%、2021年49%である。 しかし、20-39歳トータルでは約30年間変化はないのだが、詳細に年齢5歳階級別に見ていくと、違う側面が見えてくる。 1992年と2021年の「結婚前向き率」を年齢別の男女比率差分で比較したものが以下のグラフである。上に伸びているのが男が多い、下に伸びているのが女が多いということである。 まず、明らかな違いが一目瞭然なのは、1992年は30歳以上で結婚前向き率は男余りであったのに対し、2021年は45歳以上を除いてすべて女の方が多い女余りになっているということである。 念のため、
「わが町・府中に『統一教会』系カルト集団はいらない!」「教会の建設を直ちにやめろ!」シュプレヒコールが駅前に響き渡ります。 5月19日、旧統一教会より分派した「霊連世協会」が東京農工大学の近くに教会を建設していることに、住民らが反対の声をあげて府中市内を練り歩きました。 街頭で建設反対のチラシを受け取った方のなかにも、知らなかったという表情で立ち止まり、見入っている人の姿もありました。パレードは4回目になります。現在、教会の建設は基礎部分でストップをしていますが、住民らの反対の声が出ていても、いまだ教会建設をやめる気配はみられません。 なぜ反対するのか?なぜ反対運動をしているかといえば、その理由の一つに教会が高校、大学などの教育施設が多くある場所に建てられようとしていることがあります。 旧統一教会の霊感商法、高額献金などの問題が起きた根本原因に「正体を隠した布教」がありますが、まさに学生が
太陽表面の爆発現象「太陽フレア」による地球の磁場の乱れで衛星利用測位システム(GPS)が影響を受け、米国の一部地域では農機の自動操舵(そうだ)機能が使えなくなるなどの事態が発生している。日本でも一部で自動操舵の精度に“ずれ”などが報告されているものの、農作業の進捗(しんちょく)には大きな影響はないとみられる。 千葉県内で自動操舵田植え機を使う農家によると、14日の作業中に「これまで経験したことがないずれ」が出たという。ずれは大きい場所で20センチほどで、隣の条に重なるほどではなかった。水稲の生育には問題ないとしつつ「大豆やジャガイモの中耕でこのずれが出ると畝を壊す恐れがある」とも話した。 他の農家や農機各社への取材では、いずれも作業不能となるような大きな影響はないという。あるメーカーは「今まで見たことがない挙動」とし、モニター上は直進していても、実際はうねって進むという報告があった。一方、
傑作や駄作を超える〝怪作〟 ときどき、まったく共感できない主人公の映画に出合うことがある。しかも主人公が悪役などではなく、得体の知れない人物のケースだ。 たとえば、20世紀初頭のアメリカで油田を掘り当てて一獲千金を狙う中年男性を描いた『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007年)。あるいは、ハンバーガー店・マクドナルドを創業者から乗っ取るビジネスマンを描いた『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』(2017年)。 彼らに共通するのは、みずからの欲望をひたすら押し進めることだ。それゆえ野蛮だったり狡猾だったり下品だったり、共感できるところはとても少ない。しかしそんな人間だからこそ興味深く凝視してしまう。「貪欲」との表現をはるかに超える得体の知れない欲望を彼らが見せるからだ。 5月10日に公開された『トラペジウム』も、そういうタイプのアニメ映画だ。ただこの作品が奇妙なのは、主人公がアイドルを
日本には、国民はもちろん、首相や官僚でさえもよくわかっていない「ウラの掟」が存在し、社会全体の構造を歪めている。 【写真】なぜアメリカ軍は「日本人」だけ軽視するのか…その「衝撃的な理由」 そうした「ウラの掟」のほとんどは、アメリカ政府そのものと日本とのあいだではなく、じつは米軍と日本のエリート官僚とのあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としている。 『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』では、最高裁・検察・外務省の「裏マニュアル」を参照しながら、日米合同委員会の実態に迫り、日本の権力構造を徹底解明する。 *本記事は矢部 宏治『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』(講談社現代新書)から抜粋・再編集したものです。 大きな歪みの根底 ここまでは、問題を調べ始めてから、四年ほどでわかったことでした。 つまり「戦後日本」という国が持つ大きな歪みの根底には、日米のあいだで結
同性カップルの日本人女性が昨年秋、カナダで難民認定を受けた。女性であり、同性愛者であることで日本国内で迫害されたこと、日本では法整備がなされておらずその複合差別から逃れられないことなどをカナダ政府の移民難民委員会が認めた。 【写真】カナダ政府の決定通知。「日本では性的少数者への偏見が強い」 難民と認められたのは50代と30代の女性。日本で生まれ育った。職場や家族内で差別を受け続けたため、2人で2021年にカナダに渡航。日本で受けた差別や、日本の法整備の現状などを記した200ページ超の資料を提出し、面接や公聴会を経て23年9月、難民と認められた。 難民決定通知書では、2人が受けた差別に加え、国連女性差別撤廃委員会の日本への所見なども踏まえ「差別が日本全体にある」などとして、女性や性的少数者の人権が十分に守られない日本の状況を判断理由とした。 2人は取材に応じた理由について「私たちと同じ苦しみ
「献眼」という取り組みを知っているだろうか?自分が死んだときにその眼球を、目の病気で困っている人へ提供し、角膜移植に使ってもらうことだ。 こうした移植医療は、誰もが提供を受ける側にも、提供する側にも関わりうるかもしれないものだ。目の病気で苦労してきたひとりの男性は、亡くなった人から眼球の提供を受け移植手術をした。 移植後、顔にまいていた包帯を外した時、思わず声がでた。「こんなに見えるんだ。」 死者の眼球が、1人の人生を変えた。 藤本喜久さん(57)は子供の頃、視力はいい方だった。しかし高校生になった頃から少しずつ物が見えづらくなったという。20歳前後になると、信号機がぼんやりと5つぐらいに見えるようになった。「円錐角膜症」と診断された。 角膜とは、黒目の部分を覆うコンタクトレンズのような透明な膜のことで、この角膜が濁ったり変形するなどして、物が見えにくくなる病気がある。「円錐角膜症」もその
1年生は入学からわずか1カ月で閉校が知らされました。資金繰り悪化を理由に閉校を決めた愛知県小牧市の美容学校に対し、怒りの声が上がっています。 【動画で見る】「子供の夢何だと思ってるんだ」美容専門学校の突然の閉校発表に保護者は怒り 学費等前払いも返金は5万円程 2年生の娘が通う保護者: 「子供の夢を何だと思っているんだっていう怒りで」 5月14日、取材に悔しさをにじませたのは、愛知県小牧市の美容学校に子供を通わせる保護者です。 通信制とあわせて学生86人が在籍する愛知中央美容専門学校。5月9日に開いた保護者説明会で突然、5月末で閉校することを明らかにしました。 学校の代理人弁護士によると、2023年9月までに学校に出資する企業が相次ぎ経営破綻。その後、新たなスポンサーを探しましたが合意に至らず、資金繰りが悪化したといいます。 2年生の娘が通う保護者: 「まず校長先生が『閉校することになりまし
3年半前、奈良県御所市で困っていた知り合いを助けるために重機を運転した男性が、運転免許の取り消し処分となりました。「人助けのためにしたのに…」納得がいかない男性は処分の取り消しを求め提訴しました。その後、1審・2審共に訴えを退けられた男性は、最高裁に上告していました。その後の裁判の行方、免許の再取得に向けた男性の思いなどを取材しました。 【画像を見る】ショベルカーに乗り操作する高田さん キャタピラ切れたコンバイン『引き上げて』知り合いから頼まれショベルで引き上げ 奈良県御所市の田園地帯。地元で30年以上、建設業を営んできた高田浩一さん(59)。3年半前の10月、知り合いから助けを求められました。 (原告 高田浩一さん)「近隣の86歳の知り合いが、うちに『助けて』と来られました。稲刈り途中に、コンバインのキャタピラが切れて動かないようになったと」 高田さんはショベルカーで田んぼへ向かい、コン
茨城県つくば市で昨年4月、高熱を出して震え続ける当時3歳の男児について、駆け付けた救急隊がけいれんではなく緊急性は低いと判断し、搬送を見送った。男児はその後、けいれんで発症する急性脳症と診断され、重度の知的障害を負った。 【写真】「障害者を食い物にしている」ナースが見た訪問看護会社のあきれた実態 医師も眉ひそめる 家族は「搬送していたら、結果は違ったのではないか」と、今も苦しんでいる。市は第三者委員会を開き、当時の対応を検証中だ。 乳幼児は自分で体調の異変を説明しきれない。専門家は救急現場での判断の難しさを指摘し、訓練を積む必要性を訴えている。(共同通信=鶴原なつみ) ※記者が音声でも解説しています。「共同通信Podcast」でお聴きください。 ▽41度の発熱、がたがたと震え呼びかけに返答しない 2023年4月16日午前0時半すぎ、父親は隣で眠っていた当時3歳の健ちゃん(仮名)が「うー」と
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