今月下旬に開催される北京国際マラソンで、日本国籍の選手だけが参加の申し込みができなくなっていた問題は、10日夜、一転して、申し込みができるようになり、国際的なイメージの悪化をおそれた中国側が判断を変えたものとみられます。 この問題は、今月25日に予定されている北京国際マラソンについて、ホームページ上の画面で参加を登録しようとすると、「国籍」を選ぶリストの中に「日本」だけが含まれておらず、日本国籍の選手は、申し込みができない状態になっていたものです。 沖縄県の尖閣諸島を巡る対立を受けた中国側の対抗措置とみられ、北京の日本大使館では、「日本人も参加できるようにするべきだ」と文書で抗議していたところ、10日夜、一転して、ネット上で日本国籍の選手の申し込みもできるようになりました。 日本国籍の選手だけが参加を認められていなかったことについては、中国のインターネット上でも、「国際的なスポーツ大会であ