体に障害があってもおしゃれを楽しんでもらおうと、障害者が着やすいように工夫された服を紹介するファッションショーが開かれました。 このファッションショーは、埼玉県所沢市にある国立障害者リハビリテーションセンターが開いたもので、体に障害がある9人がモデルを務め、都内の専門学校の講師たちがデザインした服を着て、ステージに上がりました。 それぞれの服は、着替えがしやすいよう、ジャケットやシャツのボタンをマグネット式にしたり、上着のすそから袖にかけてファスナーを付け、側面が大きく開くようにしたりするなどの工夫がされています。 また、車いすに座った状態に合わせてジャケットやシャツの丈を短くしたり、縫い目で皮膚を痛めないよう、ズボンの後ろのポケットを取り外したりしています。 主催したセンターによりますと、こうした服はボランティアで作られているケースが多く、まだ広がっていないということです。 ショーに参加