フロリダ州ボカラトン(CNN) 3回目にして最後となる大統領候補テレビ討論会が22日にフロリダ州ボカラトンで行われた。民主党のオバマ大統領と共和党大統領候補のロムニー前マサチューセッツ州知事は共に、数少ない投票態度未定の有権者を説得するために、米国が抱える主要な問題についての本質的な議論を戦わせた。 外交政策が討論のテーマではあったが、両候補が今回の選挙戦での最重要課題で有権者からの支持を得ようとするなか、当然のことながら経済問題についても多くの時間が費やされた。 長く激しい選挙戦は11月6日で終わりを迎えるが、90分間の討論で選挙戦最終盤における論点が浮き彫りになっただろう。今回の討論会で見えたポイントは以下の5つだ。 1.白熱したが抑制のきいた議論 両候補共に、相手に対する対抗意識は感じられたが前回の討論会ほどではなかった。前回の討論会は高いいすに座って自由に歩きまわれるスタイルで、こ
![最後の討論会で分かった5つのこと 米大統領選](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/efc3a1445486715d981df16bfb83f3dd11102b56/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cnn.co.jp%2Fstorage%2F2012%2F10%2F23%2F830f73b245105fad6dcc74c578283e4d%2Fdebate-romney-and-obama-hands.jpg)