台湾の文化部(文化省にあたる)が主催する、第8回「台湾文博会」(台湾文化部主催、台湾デザインセンター運営)が4月18〜22日に行われた。このエキスポは、華山1914クリエイティブパーク、松山文化クリエイティブパーク、台北エキスポドームの3会場で国内のクラフツマンシップやデザインなどのクリエイティブ産業にスポットを当てた大規模な展示会だ。来場者は総勢30万人以上と昨年の23万人よりも増加。世界各国からバイヤーやプレスが訪れ、台湾のクリエイティブ分野の注目の高さを感じさせた。 今年のメインテーマは「Body Knowledge」。身体のもつ個性とアイデンティティを探求し、身体感覚の性質を見直すことで、創造力への手がかりを明らかにする、というのが目的だ。自然(Body Knowing)やビジュアルデザイン(Body Imaging)、クラフト(Body Making)、ヒップホップ、ファッション