ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイが昨年11月、「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」と名づけられた採寸用ボディースーツを発表したのは記憶に新しいところだろう。 この初代ZOZOSUITには伸縮センサーが内蔵されており、着用者は、スマートフォンとBluetooth通信をするだけで身体を瞬時に採寸できた。その近未来的な性能とデザイン、さらには希望者に無料配布という同社のプロモーション戦略もあいまって、これまでに100万件以上の注文を集めている。 しかし、初代がきちんと配布されたのは注文者のうちの一部らしく、多くの注文者から「いつまでたっても届かない」という不満の声が噴出。初代ZOZOSUITは大量生産するのに不向きだったようで、4月27日に開かれた同社の2018年3月期決算説明会において、新型ZOZOSUITが披露されることとなった。 スタートトゥデイ社長の前澤