平成24年２月17日 職業安定局派遣・有期労働対策部企画課就労支援室 室長　伊藤正史 室長補佐　佐藤賢一郎（内線5793） （代表電話）　03(5253)1111 （直通電話）　03(3502)6776 厚生労働省では、企業に対して、応募者の基本的人権を尊重し、広く応募の門戸を開き、適性・能力に基づいた公正な採用選考を行うよう周知・啓発を行っています。 こうした立場から、先日（2月3日）報道された、「著者等の紹介」を応募要件とする岩波書店の採用募集方法について、厚生労働省から同社に対し事実関係の確認を行い、併せて、公正採用選考の趣旨について説明しています。 こうした把握を通じ、 ○　今回の募集方法は、応募者の熱意や意欲を把握したいという意図によるものであること。 ○　著者等の紹介を選考の基準とはせず、筆記試験と面接試験により厳正な選考を行う考えであること。 を確認し、さらに、厚生労働省の説

2010年12月16日 カテゴリドラマの感想・レビュー相棒 season 9　（2010秋） 相棒 season9　第8話「ボーダーライン」　あらすじ・感想 相棒 season9　第8話 　2010年12月15日放送 かなりのダメージを受ける話だった。秀逸というか名作というか傑作というかそんな回だったと思う。だけどすぐに見直したり思い出したりしたくない。だからレビューはあっさりで。 柴田（山本浩司）という男の転落死体。刃物による傷から他殺の疑いもある。さらに胃の内容物（カズノコ牛肉リンゴワカメ乳製品など）が納得いかない杉下右京（水谷豊）は神戸尊（及川光博）と捜査を開始。死ぬまでの空白の11カ月を探る。 柴田は正社員として雇ってもらえそうになった矢先、会社の業績不振で解雇される。その後様々な職を転々とする。彼は決して怠け者ではない。職がない間は勉強して医療事務の資格をとったりもしている。だが

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柴田という男性が転落死した。手には刃物による防御創とみられる傷があり、財布に現金も入っていなかったことから、何者かに襲われ、追い詰められて転落したと見られた。事件に興味を持った特命係は柴田の所持品にあった保険証の住所を訊ねる。大家の話によると、柴田は今年1月、寮つきの仕事が決まったといってアパートを出たという。その後の11ヶ月の間、柴田はどのように過ごしていたのか？柴田の所持していた3本の鍵が、彼の空白期間の足取りを明らかにしていく――。 テレビ朝日『相棒 season9』公式サイト 第4回、第6回に続き、桜井武晴氏の社会派ストーリー。格差と貧困、そして希望なき社会をテーマとした、やりきれないお話でした。社会から拒絶され、愛情や絆も失い、まやかしの希望に翻弄される不安定さを悪意あるものに付け入られ……。弱いものほど虐げられる、これは今に限らず、古来より人間社会の真実の姿ではあるでしょう。正