千葉県房総半島の東京湾側に位置する『鋸山(のこぎりやま)』。標高329メートルの南斜面は『日本寺』の境内となっています。山頂から望む絶景や、日本一の大仏さまなど、見どころ満載の『鋸山日本寺』をご案内いたします。 『鋸山』の正式名称は「乾坤山」(けんこんざん)。江戸時代から盛んに行われた採石のため岩肌が露出して、鋸の歯のように見えることから『鋸山』と呼ばれるようになりました。 『乾坤山日本寺』(正式名称)は725年に開かれた勅願所(ちょくがんじょ)です。鋸山の南斜面に広さ約10万坪(東京ドーム約7個分)の境内が広がります。5つのエリア「山頂エリア」「羅漢エリア」「大仏広場」「中腹エリア」「表参道エリア」に別れ、関東一円を見下ろせる絶景や岩窟に並ぶ石仏群など数々のスポットに魅了されます。 筆者はロープウェーで山頂まで約4分間の空中散歩を楽しみました。山麓駅から30度ほどの傾斜を一気に登るゴンド