安い中古車……といえば、最低でも40万円以上というのが常識的な相場だが、世の中には10万円以下の激安中古車も存在する。 ◆自動車ジャーナリスト・高野マリオが激安中古車をレポート! もっとも、年式はさすがに骨董品並み。中古車の査定基準には「年式10年、走行距離10万km」の壁があり、これを超えると査定額0円なんてこともザラ。そんな車が激安で売られているのだ。ちなみに写真は9万円で売られていた初代キューブである。 車両価格に加えて自動車税(乗用車の場合最低2万9500円)などもかかるため、実際の乗り出し価格は20万円ほどになるが、諸費用込みで10万円以内に収めたいなら、狙うべきは「軽自動車」。車体も安けりゃ諸費用も安い。前述の自動車税にしても、軽自動車税なら現行で7200円。重量税も乗用車の約半額。また、軽自動車は’98年に現行規格へ変わったので、旧規格車は安さが加速中だ。 実際に激安