マルハニチロホールディングス(本社・東京都江東区)の子会社が製造した冷凍食品から、殺虫剤として使われる農薬マラチオンが検出された。子どもたちが口にすることも多い商品で、吐き気を催したケースもあった。なぜ混入したのかはわかっていない。 マルハニチロの久代敏男社長は29日午後5時から、本社で記者会見し、冒頭で「皆様方には大変ご心配とご迷惑をおかけします。深くおわびします」と謝罪した。会見場には、ピザやコロッケなど回収される商品が並べられた。 農薬の混入理由について「外部の人物による可能性もあるのか」といった質問が記者から相次いだが、同社と、製造した子会社アクリフーズの担当者は「その可能性も含めて詳しく調べたい」と話すにとどめた。 問題の冷凍食品は群馬工場(群馬県大泉町)で作られた。ただ、工場では通常、今回検出されたマラチオンの混入は考えられないといい、マルハニチロは今回の件を県警に相談。
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