愛知県豊川市で開かれたご当地グルメでまちおこしの祭典、第8回「B―1グランプリ」で10日、1位のゴールドグランプリに「浪江焼麺太国」(福島県浪江町)が福島県勢で初めて選ばれた。 【写真】1位のゴールドグランプリに選ばれ、ステージ上で喜ぶ「浪江焼麺太国」のメンバーら。右端は馬場有・浪江町長=10日午後6時4分、愛知県豊川市、細川卓撮影 浪江町では、2011年の東京電力福島第一原発の事故の影響でいまも多くの住民の避難生活が続く。授賞式で「浪江焼麺太国」の八島貞之さんは、「やりました。福島の浪江町のみんな、夢のようなゴールドグランプリをとることができました」と感激を語った。 そして「震災で悪いことばかりじゃありません。家族、地域の人の絆、こんな大勢の仲間ができました。感謝して、これから私たちの人生、まちおこし活動をしっかりやっていくことを誓います」と話した。 今回は全国から過去最多の64団