【香港】米政府がグーグルのデータセンターに侵入して情報収集していたとする報道を受け、同社のエリック・シュミット会長は、そうした行為は「常軌を逸し」ている上、事実と証明されれば違法である可能性もあると述べ、怒りをあらわにした。 シュミット会長はウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで「国家安全保障局(NSA)がデータセンターに侵入していたのが事実であれば、本当に常軌を逸している。NSAがその任務遂行のため分別なしに、プライバシーを侵害する可能性もありながら採用することをいとわなかった措置は、看過できない」と語った。さらに中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン容疑者によるNSAの情報収集活動の暴露を受け、「われわれは暴露がさらに続くことは十分あり得ると理解するに至った」と述べた。 シュミット会長によると、グーグルはNSAのほかオバマ大統領、連邦議会の議員に苦情を申し立