唐突な話で申し訳ないが、年のせいか、すっかり酒が弱くなった。20代や30代の頃は、朝までガンガンに飲んでも翌日はシャキッと目覚めてバリバリ仕事をしていたが、アラフィフとなった今では、焼酎を2、3杯飲んだだけで酔ってしまう。 で、そのたびに思う。 家に帰るのが面倒くさい、と。 タクシーでサーッと帰るにしても、サウナやカプセルホテルにしても結構なお金がかかる。お店で酔っ払ったまま、その場で寝たいのだ。 一見「うまい居酒屋さん」だが ある日、後輩から飲みに誘われて、JR東海道本線共和駅近くにある「Imura(イムラ)」という居酒屋さんへ行った。 名古屋駅から快速に乗れば2駅、16分ほどで着くが、普段は名古屋駅や栄界隈で飲んでいるので、交通の便は良いとは言えない。しかし、後輩があまりにもすすめるので、正直、仕方がないと思ってお店へと向かったのだった。 「Imura」は、井村稔さんと娘の真菜さんが切