津波被害区域 仮設住宅建てず NHKニュース津波被害区域 仮設住宅建てず 4月14日 10時18分 東日本大震災の被災者から地元に仮設住宅を建ててほしいという要望が強まるなか、宮城県は、安全の確保を最優先に津波の被害が出た区域には仮設住宅を建てない方針を決めました。被災地での用地の確保がさらに難しくなるため、今後、周辺の自治体に仮設住宅を建てる動きが強まりそうです。 宮城県南三陸町の清水地区では、漁業者などの住民が地元を離れて生活を建て直すのは難しいと訴え、津波の被害を受けた地区の小学校跡地に仮設住宅を建ててほしいと求めていました。これについて、宮城県は大きな余震が続いている現状では住民の安全の確保を最優先にする必要があるとして、津波の被害が出た区域には仮設住宅を建てない方針を決めました。今回の震災では、津波の被害を免れた高台が少なく、宮城県内の被災した自治体では、必要な仮設住宅の１４％程度しか建設が進んでいません。その一方で、住民
