厚生労働省の薬事分科会は24日、アルツハイマー型認知症の二つの新薬について、製造販売を承認してよいとの意見をまとめた。来春に発売される見通し。 ヤンセンファーマの「レミニール」は軽度と中等度、第一三共の「メマリー」は中等度と高度の症状の進行を抑える。 これまで国内で承認された治療薬はエーザイの「アリセプト」しかなかった。
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会分科会は24日、アルツハイマー型認知症の症状の進行を抑える治療薬で、第一三共(東京都)の「メマンチン」(商品名・メマリー)の製造販売を承認してもよいという意見をまとめた。早ければ来年1月末にも使えるようになるという。 これまで国内で承認されているアルツハイマー型認知症の治療薬は「アリセプト」しかなかった。メマリーはアリセプトとは違う働きをする薬で、関連学会から早期承認が求められていた。すでに海外68カ国で承認されている。 また、もう一つの治療薬であるヤンセンファーマ(東京都)の「ガランタミン」(商品名・レミニール)は、11月の審議会の部会で承認してもよいという意見がまとまっており、分科会で報告された。
着床前診断の流れ ニュース・フォーカス着床前診断の研究、9月にも開始 期待の声と倫理的課題(2019/8/21) 体外受精した受精卵の染色体を調べて、不妊治療の成功につなげる「着床前診断」の臨床研究を、日本産科婦人科学会(日産婦)が9月にも各地の医療…[続きを読む] 感染症が原因のがんは、感染の予防・治療で防げます[内科医・酒井健司の医心電信](2019/8/19) 新出生前診断、認定外施設で広がる 不確実なまま中絶も[ニュース・フォーカス](2019/8/16) 「治せる認知症」の手術 負担少ない手法、じわり広がる[ニュース・フォーカス](2019/8/14) 「この症状って救急車?」迷った時にかける電話番号は[ニュース・フォーカス](2019/8/18) 命の砦守りたい 救急病院の人件費、ネットで募った医師[ニュース・フォーカス](2019/8/20) いのちの電話、相談
64歳までの若年性認知症の患者と家族らが厚生労働省幹部に意見や思いを直接伝える会合が12日、厚労省で初めて開かれた。患者らは「認知症の本人の声や意見を継続的に聞き、政策に生かしてほしい」などと訴えた。舛添要一厚労相は「若年性認知症対策は十分でない。議論を参考に良い施策を考えていきたい」と述べた。 認知症患者11人と家族、有識者らが出席。大分県の足立昭一さん(60)は、当初うつ病と診断されたことや、高齢者の世話をする仕事を得た経緯などを話した。認知症と診断された時は「負けるわけにはいかない。同じ立場の人と頑張ろうと思った」という。このほか「外見で認知症は分からない」「仕事がしたい」「早期診断・治療の広報活動を」などと声が上がった。 厚労省側は冒頭で、誰でも気軽に相談できるコールセンターを10月に開設するなど、若年性認知症施策の概要を説明した。 「認知症の人と家族の会」の高見国生代表理事は「遅
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く