今日はお彼岸の中日です。 僕は昨日、四谷東福院への墓参をすませました。 お彼岸ですから、いつものように寺で住職から頂いた「新義真言宗」のパンフレット「ともしび」平成21年春号に書かれていたことから書いてみます。 昨年秋のお彼岸には、やはりこのパンフレットからお経を唱える意味について書いた覚えがあります。 「住職さん!うちは南無妙法蓮華経?、それとも南無阿弥陀?」 と聞かれることがあります。 南無とは仏教が生まれたインドの古い言葉、サンスクリット語で「ナモ」という言葉が、中国に渡って「南無」と書かれるようになったのですが、わかりやすい言葉に直すと「私はそれを拠り所にします」という意味になります。 つまり、「南無妙法蓮華経」とは私は「妙法蓮華経というお経をよく読み、その教えを拠り所にします」という意味ですし、「南無阿弥陀」は「私は阿弥陀さまを信仰し、拠り処にします」ということになるのです。 長